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HSBCプレミアについて

山内智浩  Tomohiro Yamauchi 個人金融サービス本部・営業本部長 2007年入社

山内智浩

私は1985年に日本の銀行に入って、そのあと外資で働き始めましたが、日本の金融機関で働いていると、いつかは法人金融を担当したりディーラーになることを目標にしている方が多いのではないかと思います。

最近では、欧米の金融機関で働く人たちの意識は変わってきていて、リテールで働きたいという人たちが半分くらいになってきています。個人のお客様に対して何ができるか、という強い意識が海外にはあるんです。法人のお客様は、1人の営業担当というよりは銀行という組織と取引をしますよね。ところが、個人の場合は、営業担当である私について下さるケースがある。「山内さんと取引をしたい」、と言ってくださるんです。そこに大きな喜びがあります。

HSBCが日本で始めるマス富裕層向け金融サービス「HSBC Premier」

我々が展開しようとしているのは、「HSBC Premier」(HSBCプレミア)という、1千万円以上を預けていただける個人のお客様向けのまったく新しい金融サービスです。HSBCは世界83ヵ国でビジネスを展開していて、法人や証券部門などいろいろなビジネスがあります。今回我々は、個人金融部門を日本で立ち上げますが、その中におけるHSBCプレミアはマス富裕層のお客様を対象にしています。

市場調査の結果、東京・大阪圏だけでも1千万円超の資産を持っていらっしゃるマス富裕層の方が600万人以上いらっしゃると推測しています。ただ、同時にわかったことは、この層のお客様は既存の銀行などに対して適切なサービスが提供されていないと不満を持っていらっしゃるということです。この中で5%の方にご支持をいただくだけでも、30万人のお客様から取引をしていただけることになります。1千万円という取引額は富裕層向けのサービスとしては低めの設定ですので、認知いただければ広い範囲のお客様にご利用いただけるだろうと考えています。将来的には東京や大阪だけでなく、より広い地域のお客様にもサービスを提供していきたいと思っています。そのためにはお客様の近くになるべく多く店舗をつくり、実際にお会いしてお話をするということが大切になってくると思っています。数だけでなく、お客様に落ち着いて過ごしていただけるラウンジ型のような店舗をつくり、そこでこれらのお客様のニーズにあった、高い品質のサービスを展開していきたいと考えています。

HSBCプレミアの差別化

銀行業という枠の中で商品による差別化は現実にはなかなか難しい昨今ですが、それでも商品の種類がひとつしかないところに比べると、豊富に取り揃えていればそれだけ多様なお客様のニーズにお応えすることができます。HSBCでは総合的な商品、外貨サービスのラインアップなどなど、お客様のニーズに極力お応えしていくための体制を準備しています。

さらに、83ヵ国でビジネスを展開していて、200ヵ国にお客様がいるという世界中のネットワークも我々の大きな強みですね。香港では発券銀行でもあります。ロンドン、ニューヨーク、シンガポール、東京など、あらゆる都市でメジャーなプレーヤーとしてビジネスをしていますから、世界中の情報が集まって来ます。

HSBCプレミアのスタッフに求めること

収益目標というプレッシャーの中で戦って勝ち残っているという人たちが、まさに日本の金融機関に多くいると思います。ですが、そういう方は、お客様に対しての接し方がプロダクトプッシュになっていると思うんですね。「商品」を売ってきた。そこには数字の達成感はあると思います。しかしHSBCで求められるのは、あくまでお客様のニーズに対する解決策を提供していくために必要な情報であり、ニーズを理解する力であり、ニーズに応じたコンサルテーションを提供するための力です。それは単に商品を売ることだけに慣れている方には相当チャレンジングになるのではと思っています。

新聞で投資信託を勉強するコーナーが載っていたりしますよね。お客様がそれを読みながら、「わからないことがあるんだけど?」と電話をしていただければ、必要な情報をご提供できる。そうしたコミュニケーションを通して、信頼していただけるようになり、何かあったら自分で調べるより聞いてみようかなと思っていただけるような関係を築くことが、極めて大切だと思っています。

たとえばHSBCでは円を含め14通貨を扱うことになるのですが、スタッフはそのすべての市場の動向を把握していなければいけない。南アフリカ共和国の通貨を預かっていながら、「今南アフリカはどうなの?」と聞かれて、「ちょっと待ってください今調べますから。」というわけにはいきません。これには相当な努力が必要です。マーケットや商品知識、金融に関する法律的なことなどの最新情報をかかさず追って欲しい。何も見ないで数字まで全部答えられるようになると、信用が高まっていきます。そうしたことの積み重ねによってお客様との中長期的な関係を築くことが可能になり、収益にも結びついてくるという考え方です。その順番が難しいですよね。今売れるのに売ってはいけない商品というのも出てくる。でも、すごく面白いですよ。お客様からも喜ばれますしね。

秋田夏実  Natsumi Akita 個人金融サービス本部マーケティング部 ブランディングシニアヴァイスプレジデント 2007年入社

いまHSBCに入るメリット

HSBCは日本でビジネスを大きく展開していきたいと思っています。その中で、いま新しく入ってきていただければ、数年後にはどこかの支店やエリアをマネージする人になっているはずです。そこが非常にエキサイティングだと思うんですよね。

スタッフを育てたいと思っている人は大歓迎です。そして何よりも「個人」が好きな、リテールが大好きな人たちが集まって欲しい。そして、リテールで最高のサービスを提供できる銀行になりましょう。

私は、メガバンクの支店勤務というまさにセールスの最前線に立つことを経験してから、マーケティングの勉強をするためにアメリカのビジネススクールに留学しました。帰国以来、マーケティングの仕事を外資系の2つの銀行で担当してから、今年HSBCに入り、個人金融サービスの立ち上げに参加しています。

HSBCブランドの世界的な知名度

日本人にとってのHSBCのブランド・アウェアネスはまだ低いと思いますけれども、海外に行きますと、どこに行っても目にしますよね。アジアの国々に行っても、アメリカに行っても、ヨーロッパに行っても。あるいは、私は地中海のマルタ島なんていうところでも昔見たことがありました。実はHSBCは日本で141年の歴史があるので、本当は日本で最古の銀行なのです。ただ一般の個人の方にするとまだまだ馴染みが薄いですよね。

お題目ではない助け合いの企業カルチャー

私は最近HSBCで働き始めましたが、これまでに勤めたことのある会社とは著しくカルチャーが違っていて驚きました。たとえばこれは本当に今日あったエピソードなのですが、あるプロジェクトで、世界中のHSBCの支店の写真を急遽集めなければならなくなり、「誰に頼もう?」と悩んで、早速、香港にいるマーケティングの担当者に相談しました。そうすると、その1時間後に彼女から電話があり、「ロンドンのオフィスにいる担当者が力になってくれるはずだ。」と連絡先を教えてくれました。ロンドンの担当者にすぐメールを送ると、早朝にもかかわらず彼は、「この件に、一番詳しい人物に頼んであげる。」と返事をくれました。そしてそれからすぐにその人物から「CD-ROMに画像を焼いたので、クーリエに載せてすぐに送る。」と連絡がきました。面識はなくても、秋田さんを助けてあげよう!と、世界各地の仲間たちが、猛スピードで動いてくれたのです。

グローバルに助け合っているという会社ですよと、お題目で掲げる会社はたくさんあると思います。けれども、HSBCは本当にそうした"JoinUp!"の精神が生きている企業なのです。逆に言うと、全然知らないフィリピンのマーケティング担当者から、同様に助けを求められるメールが来ることもあるんですね。そういうことが日常茶飯事に起きています。

「全席ビジネスクラス」のサービス

普通の銀行はどこもマスを対象にしていて、どんなお客様でも歓迎しますという銀行です。ところが、HSBCプレミアは1千万円以上をお預け入れいただける方専用の、全く新しいポジショニングのサービス。金融ってどこも同じでしょ?というのとはちょっと違うわけです。

例えるなら、普通の航空会社さんは、エコノミークラスもビジネスクラスもファーストクラスもあります。HSBCプレミアは全日空さんのムンバイ線のような、全席ビジネスクラス。これは、ありそうでいままでなかった。いままでに無かったものを世の中に送り出して理解してもらい、お客様に支持をしてもらわなければいけない。それはすごいチャレンジですし、面白いことです。

HSBCプレミア向きの人材

いままでに無い全く新しい業態なので、新しい経験が積めると思います。ただし、新しいことを始めていこうというパワーと探求心の無い人にとってみると、いままでと勝手が違うということになるかもしれません。自分から日本や世界中のスタッフとつながって日本で新しいビジネスを作って行こうという気持ちを持てる人には、最高の職場だと思いますよ。

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「最も倫理的な企業」HSBC

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